紅花

紅花(Safflower)❀エディブルフラワー

美しい黄色・オレンジ・紅色の彩りと薬効が魅力の紅花✿
食す以外にも色付けや化粧でも昔から親しまれてきた、日本の伝統花🌼

基本情報

🌸 名前:紅花(ベニバナ)
🌸 学名:Carthamus tinctorius
🌸 科名・属名:キク科・ベニバナ属
🌸 別名:末摘花(すえつむはな)、久礼花(くれのはな)
🌸 英名:Safflower
🌸 開花時期:5月〜7月
🌸 原産地:エジプト・中東〜インド原産

紅花の特徴

🌸 花の色:黄色⇒オレンジ⇒紅色に変化
🌸 花の形:細く縮れた花びらが多数集まった
🌸 花径:2〜4cm前後
🌸 花序:枝先に1輪ずつ咲く頭状花
🌸 葉の形:細長くとがっている葉でトゲがあるもの・卵形でトゲが無いものがあります
🌸 草丈:60〜100cmほど
🌸 香り:独特のややハーブ調の甘い香り

紅花の花言葉

🌸 包容力(Endurance)
🌸 愛する力(Power of Love)
🌸 特別な人(Someone Special)
🌸 化粧(Makeup)
🌸 装い(Adornment)

紅花の由来・伝承など

🌸 和名「紅花」は、染料に用いられる赤色から由来します。
🌸 学名のCarthamusは、アラビア語の「色を染める」、ヘブライ語の「染める」を意味し、「tinctorius」は、ラテン語で「染色用」から由来。
🌸 古代エジプトではミイラを包む布の防腐剤として使われ、日本では飛鳥時代から染色・薬用に重宝されました。
🌸 別名の「末摘花(スエツムハナ)」は『源氏物語』で赤い鼻の姫に新名として「末摘花(スエツムハナ)」とつけ、古来より女性の化粧や美の象徴とされてきました。
🌸 英名「Safflower(サフラワ-)」は「サフラン」と「フラワー」の組み合わせで、高級スパイス「サフラン」の代用として使われていたことから由来します。

紅花と花びら

歴史・文化・風景との関わり

🌸 日本には奈良時代にシルクロードを渡って伝来。
🌸 平安時代には衣装の染料・高貴な女性の頬紅や紅として使用。
🌸 山形県は江戸時代に紅花の一大産地として栄え、現在も紅花畑は夏の風物詩として親しまれています。
🌸 厄除けや邪気払いの意味を込め、縁起の良い植物として珍重されています。

食べられる部位と味

🌸 食べられる部位:花びら
🌸 味の特徴:控えめで癖がなく、ほのかな甘い香り

食卓を彩る活用法

🌸 サラダ・冷菜・和え物の彩りに
🌸 煮物・炒めもの・スープ・お粥・リゾットに散らして
🌸 和菓子や洋菓子のトッピングに
🌸 花びらを乾燥させて紅花茶に
🌸 オイルに漬け込んで美容オイルに
🌸 ハーブウォーター・シロップに
🌸 フラワーソルト・塩漬けに

暮らしに取り入れる楽しみ方

🌸 切り花・寄せ植え・ドライフラワー・ポプリとして
🌸 和の行事や節句の飾りに
🌸 押し花にして手作り雑貨に
🌸 子どもの自由研究にもおすすめ

保存方法と注意点

🌸 冷蔵保存:湿らせたキッチンペーパーで包み密閉容器に入れて保存(2〜3日)
🌸 乾燥保存:陰干し後、乾燥剤とともに密閉容器で保存
⚠️ 注意:エディブルフラワーとして販売された安全な紅花を使用。初めての方は少量から試してください。妊娠中・体調不良時の摂取はお控え下さい。

まとめ

古来より美と健康のために親しまれてきたエディブルフラワーの紅花🌻
鮮やかな黄色・オレンジ・紅色、甘い香りと独特の風味が、毎日の食卓や暮らしに華やかな彩りと癒しを届けてくれます🌼
見て・食べて・香って🌷紅花のある魅力的な暮らしを楽しんでみませんか?


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