ニゲラのエディブルフラワーの魅力を暮らしに添えて、毎日に彩りと笑顔を🌼
基本情報
🌸 名前:ニゲラ(Nigella / Love-in-a-Mist)
🌸 学名:Nigella damascena
🌸 科名・属名:キンポウゲ科・クロタネソウ属
🌸 別名:クロタネソウ(黒種草)、ブラッククミン、ブラックシード、霧の中の恋(Love in a Mist)茂みの中の悪魔(Devil in a Bush)
🌸 開花時期4月〜7月
🌸 原産地:南ヨーロッパ、中東、南西アジア
ニゲラの特徴
🌸 花の色:白、青、ピンク、薄紫、黄など
🌸 花の形:花びら5~10枚、ガクが花びら状に広がり、糸状の総苞片が周囲を囲む独特な姿
🌸 花径:3〜5cm前後
🌸 花序:一重咲き。八重咲き 単独または集散状
🌸 葉の形:糸状で柔らかく、細かく分かれている
🌸 草丈:30〜80cmほど
🌸 香り:控えめな香り、品種により異なる
ニゲラの花言葉
🌸 ひそかな喜び(Secret joy)
🌸 未来(Future)
🌸 夢で会いましょう(See you in my dreams)
🌸 当惑・困惑(Confusion)
🌸 夢の中の恋(Dreamy love)
🌸 深い愛(Deep love)
🌸 不屈の精神(Perseverance)
ニゲラの由来・伝承など
🌸 学名の由来「Nigella」はラテン語のniger(黒)に由来し、ごまのような黒い種子にちなんでいます
🌸 「damascena」はシリアのダマスカス地方を指します
🌸 英名「Love in a Mist」は霧のような葉に包まれた幻想的な姿、「Devil in a Bush」は角のある果実の形状から名づけられたといわれています
🌸 多くの種を作って、沢山の子孫を残すことから、「未来」という花言葉がつけられたといわれています
ニゲラの歴史・文化・風景との関わり

🌸 江戸時代に日本に渡来し、観賞用として親しまれてきました。
🌸 中東〜南アジアでは近縁種「ニオイクロタネソウ(Nigella sativa)」が、アーユルヴェーダ(インド伝承医学)・漢方(中医学)・ユナニ医学(古代ギリシャ)などで、3000年以上にわたり香辛料・薬草・万能薬として広く用いられてきたといわれています。
🌸 イスラム教では「死以外の様々な病の治療に役立つ」と言い伝えられています
🌸 古代エジプトのツタンカーメン王のお墓から発見され、当時すでに栽培され料理に使われていたことが判明しています
ニゲラの味と食べられる部位
🌸 食べられる部位:花、若葉、種子(※エディブルフラワーとして管理されたもの)
🌸 味の特徴:香り控えめで、花はほのかなやさしい甘み、種子はスパイシーな香り
ニゲラで食卓を彩るアイデア
🌸 サラダや冷菜のトッピング
🌸 カレー・パン・スープ・ディップのなど料理に
🌸 スイーツや和菓子の飾り
🌸 ハーブティー・フレーバーウォーター
🌸 エディブルフラワー氷やドリンクに
🌸 お祝いごとの演出に
ニゲラを暮らしに取り入れる楽しみ方
🌸 ドライフラワー・押し花・写真・インテリアとして
🌸 季節の室礼や節句飾りに
🌸 子どもとの観察・自由研究にもおすすめ
ニゲラの保存方法と注意点
🌸 冷蔵保存:湿らせたキッチンペーパーに包み、密閉容器に入れて冷蔵(約3日以内推奨)
🌸 乾燥保存:陰干し後、密閉容器で冷暗所に保存
⚠️ 注意:必ず食用花・エディブルフラワーとして管理されたものを使用し、初めては少量から。種子の摂取過多や体質による反応にも注意が必要とされています。
まとめ
万能薬として使われてきたニゲラ❀幻想的な姿とやさしい味わいで、料理や暮らしを華やかに彩るエディブルフラワーとしての食べ方や活用法、花言葉や由来や歴史などニゲラの魅力をご紹介🌸
見て・食べて・飾って癒される、そんな花の魅力を楽しんでみませんか?