鮮やかな赤と爽やかな酸味が魅力のハイビスカスの花言葉と、エディブルフラワーとしての魅力をご紹介します🌺
美容や毎日の食卓を彩り豊かにして、心はずむエディブルフラワーです🌼
基本情報
🌺 名前:ハイビスカス(食用品種は、主にローゼル)
🌺 学名:Hibiscus
🌺 科名・属名:アオイ科・フヨウ属
🌺 別名:洛神花(ラクシンカ)、仏桑花(ブッソウゲ)、赤花(アカバナー)、後世花(グソーバナ)、ローゼル、ロゼリソウ
🌺 英語名:Hibiscus, Roselle
🌺 開花時期:5月〜10月(品種や地域により異なります/ローゼル:9月~12月)
🌺 原産地:熱帯から亜熱帯地域(中国・インド洋・ハワイなど諸説あり/ローゼルは西アフリカ)
ハイビスカスの特徴
🌺 花の色:鮮やかな赤・ピンク・白・オレンジ・黄色・紫など
🌺 花の形:大きく5枚の花びら、中心に突出した雄しべ
🌺 花径:5〜20cm前後(観賞用)/がくは1〜4cm程度(食用)
🌺 花序:枝先に1つ、その下の則枝にも花が咲きます
🌺 葉の形:切れ込みのある楕円形
🌺 高さ:50㎝〜3mほど(品種や地域により異なります/1.5~3mローゼル)
🌺 香り:ほとんど香りはありませんが、爽やかな甘酸っぱいフルーティーな香り
ハイビスカスの花言葉・由来
🌺 新しい恋(Romantic Love)・華やか(Radiance)・常に新しい美(Timeless Beauty):毎朝たくさんの新しい花を美しく咲かせることから
🌺 繊細な美(Delicate Beauty):美しい花が1日だけ咲く繊細さとはかなさから
🌺 勇気ある行動(Bravery):強い直射日光・暑さ・台風でも負けずに元気に咲く強さから
🌺 あなたを信じる・ 信頼(Sincerity):インドではヒンズー教の神様のガネーシャに捧げ、ハワイでも古くから神様に捧げる神聖な花に由来
※華やか・常に新しい美は、ローゼル(食用品種)の花言葉です

ハイビスカスの由来・伝承
🌺 学名・名前の由来:古代ギリシャ語のタチアオイ「Ibiscos」がラテン語「Hibiscos」と翻訳され、現在の「Hibiscus」に
🌺 別名の由来
🌸 仏桑花(ブッソウゲ):中国では「扶桑(フソウ)」と呼ばれ、日本に伝わり、変化したとされます
🌸 赤花(アカバナー):沖縄で花の赤い色から赤花と呼ばれています
🌸 後世花(グソーバナ):沖縄では故人の幸せを願い、墓地に植栽・お供えする花です
🌸 洛神花(ラクシンカ):中国神話の美しい女神「洛神」に由来し、古典詩にも登場
🌸 食用主流の品種ローゼル:バラに似た花姿からフランス語の「Rosa(バラ)」に由来
🌸 ロゼリソウ:沖縄の八重山地域では古くからローゼルのことを呼んでいます
🌺 アフリカ大陸(エジプト・スーダン・ナイジェリアなど)では「カルカデ」(ハイビスカスティー)として飲まれており、古代エジプトの時代から王族に親しまれた飲み物
🌺 クレオパトラも美容目的で愛飲したという伝説が残っています
ハイビスカスの歴史・文化・風景との関わり
🌺 1609年に渡来。鹿児島県(薩摩藩主)が徳川家康に献上(『徳川実紀』より)
🌺 沖縄やハワイでは観賞用ハイビスカスも人気だが、食用・薬膳にはローゼル種を使用
🌺 マレーシアの国花・ハワイの州花として知られています
🌺 台湾や中国南部では洛神花茶(ラクシンカチャ)として親しまれ、夏の風物詩に
🌺 世界中で健康茶として注目されるようになり、美容茶としても人気
味とエディブルフラワーとして食べられる部位
🌺 食べられる部位:花、葉、茎、実
🌺 味の特徴:酸味が強く、さっぱりとした風味
ハイビスカスの食べ方・食卓を彩る活用法
🌺 ハーブティー(ハイビスカス単体・ブレンドティー)
🌺 サラダ・冷菜のトッピング
🌺 ジャム・ゼリー、シロップ、砂糖漬け
🌺 和菓子・スイーツの飾りや色付けに
🌺 酸梅湯など薬膳系ドリンクに
暮らしへの取り入れ方
🌺 ドライにしてサシェ・ポプリやインテリアに
🌺 酸味を活かした夏の手作りドリンクに
🌺 子どもの自由研究素材にもおすすめ
保存方法と注意点
🌺 冷蔵保存:生の萼は湿らせたキッチンペーパーに包み密閉容器で(2〜3日以内に使用)
🌺 乾燥保存:陰干しで完全乾燥 → 密閉容器に入れて冷暗所へ
⚠️ 強い酸味があるため、胃腸が弱い方・妊娠中・低血圧の方は摂取量に注意してください
まとめ
華やかな見た目と爽やかな酸味が魅力のハイビスカス🌺
暑い季節にぴったりな、すっきりした味わいを楽しめます。
食卓や暮らしに彩りをプラスしてくれる、魅力あふれるエディブルフラワーです。
日々のリフレッシュやおもてなしのひとときに、ぜひお楽しみください。