漢方や薬膳の生薬として果実が使われているサンザシの可憐な花はエディブルフラワー✿
サンザシで彩る、心と体にやさしいハーバルライフ🌼
基本情報
🌸 名前：サンザシ（山査子）
🌸 学名：Crataegus Cuneata
🌸 科名・属名：バラ科・サンザシ属
🌸 英名：Hawthorn（ホーソーン）、Mayflower（メイフラワー）
🌸 開花時期：5月〜6月
🌸 原産地：中国
サンザシの特徴
🌸 花の色：白または淡いピンク
🌸 花の形：花びら5枚、小花が集まって咲く
🌸 花径：1cm前後
🌸 花序：小花が密集してまとまって咲く
🌸 葉の形：切れ込みのある楕円形〜卵型
🌸 草丈：約2〜3mの低木
🌸 香り：爽やかな甘い香り
サンザシの花言葉
🌸 希望（Hope）
🌸 新しい光（New Light）
🌸 ただ一つの愛（One True Love）
🌸 慎重（Caution）
サンザシの由来・伝承など
🌸 和名「山査子（サンザシ）」は、果実の味がクサボケの実「山査」に似ているため名づけられました。
🌸 英名「Hawthron」は枝にあるトゲが特徴で、「垣根（haw）」と「トゲ（thorn）」を意味します。
🌸 Mayflowerという英名は、5月に開花することから「Mayflower（5月の花）」という説、アメリカへの移住船・メイフラワー号の名にもサンザシの花が描かれていたという説があります。
🌸 トゲで花を守る姿から「ただ一つの愛」「慎重」という花言葉が生まれました。
🌸 春に満開を迎えることから、「希望」「新しい光」といった前向きな意味も込められています。
🌸 古代ギリシャでは、花嫁がサンザシの花冠をかぶり、フローラ女神への捧げものとされました。
🌸 ヨーロッパでは「妖精が宿る木」とされ、葉をゆりかごに入れて魔除けに、枝は雷除けとして使われてきました
サンザシの歴史・文化・風景との関わり
🌸 江戸時代に中国から薬用・食用植物として伝来し、庭木や盆栽としても人気
🌸 イギリスでは「メイフラワー」として5月の祝祭で使用される花
🌸 ヨーロッパ各地で生け垣や薬草としても用いられ、風景の一部となっている
サンザシの味と食べられる部位
🌸 食べられる部位：花びら、果実（ジャム・ドライフルーツ・ジュース・お茶・果実酒などに）
🌸 味の特徴：花は甘酸っぱくバラに似た香り、果実は酸味が強くやや甘みがあり香ばしい風味
サンザシで食卓を彩る活用法
🌸 サラダ・冷菜・お料理のトッピングに
🌸 スイーツや和菓子などのデザートの飾りに
🌸 シロップやはちみつ漬けにしてデザートのアクセントに
🌸 フラワーティー・ハーブティー・花を若葉や果実とブレンドしたお茶として
サンザシを暮らしに取り入れる楽しみ方
🌸 鉢植え・庭木・盆栽として育て、四季を楽しむ
🌸 花を押し花や飾りにして、ナチュラルなインテリアに
サンザシの保存方法と注意点
🌸 冷蔵保存：湿らせたキッチンペーパーに包み密閉容器で冷蔵（3日以内推奨）
🌸 乾燥保存：花びらは陰干しで乾燥後、密閉容器で冷暗所保存
⚠️ 必ず無農薬で食用として販売されているものを使用し、初めての場合は少量から試してください
まとめ
サンザシの果実は漢方や薬膳の生薬として知られていますが、白や淡いピンクの小さな花が集まって咲く、可憐なサンザシの花はエディブルフラワーとして注目されています🌷
ほんのり甘い香りと上品な花姿は、スイーツやドリンクの彩りとして人気🌸
可愛らしい小さなお花を見て・味わって・体調を整え・癒されて、サンザシの美しい魅力を楽しんでみませんか？