千日紅(Globe Amaranth)は、可愛らしい丸い花姿と、ドライにしても色あせない美しさが魅力のエディブルフラワー(食用花)です✿
ハーブティー・お料理やスイーツの飾りなどに使われ、薬膳茶としても利用され、心身にやさしいひとときを届けてくれます❀
千日紅の基本情報
🌸 名前:千日紅(センニチコウ)
🌸 学名:Gomphrena globosa
🌸 科名・属名:ヒユ科・センニチコウ属
🌸 別名:千日草(センニチソウ)、団子花(ダンゴバナ)、千日坊主(センニチボウズ)、ゴンフレナ
🌸 英名:Globe Amaranth(Gomphrena)
🌸 開花時期:5月〜11月
🌸 原産地:熱帯から中南米
千日紅の特徴
🌸 花色:ピンク、紫、赤、白、オレンジ、黄など
🌸 花の形:球状や卵形。
🌸 花径:約1〜3cm
🌸 花序:茎先に1つまたは数個の球状に密集した花に見える部分は葉が変化した苞葉(ほうよう)で、苞葉の隙間に小さい花が咲きます
🌸 葉の形:先がとがった楕円形で向かい合って付き、細かい毛があります
🌸 草丈:20〜80cmほど
🌸 香り:ほとんど香りはないが、乾燥後はほんのり甘い香り
千日紅の花言葉
🌸 不朽(immortality)
🌸 不死(undying)
🌸 変わらぬ愛(everlasting love)
🌸 永遠の愛(eternal love)
🌸 色あせぬ恋(unfading love)
🌸 永遠の美(eternal beauty)
💡花言葉の由来👉花が長く咲き、ドライにしても色あせない特徴から

千日紅の由来・伝承
🌸 和名「千日紅」の由来:千日色あせず咲き続けることから
🌸 学名 「Gomphrena globosa」 の由来:古代ギリシャ語「gomphos(釘・くさび)」、 ラテン語「globosa(球形の)」の意味。丸く密集した花が釘の頭やくさびに見えることから
🌸 英名 「Globe Amaranth」の由来:球状の花姿と決してしおれないアマランサス属の特徴から
🌸 別名の由来
🌸 千日草:花期が非常に長く、乾燥させても色あせにくいことから
🌸 千日坊主:丸い花序が坊主頭のように見え、開花期間も長いため
🌸 団子花:小さく丸い花が集まり、お団子のように見えることから
🌸 ゴンフレナ:学名「 Gomphrena globosa 」の「Gomphrena(ゴンフレナ)」が語源
🌸 日本へは江戸時代に渡来し、仏花・供花として親しまれてきました
千日紅の歴史や文化との関わり
🌸 江戸期には観賞用や仏壇飾りとして広く栽培
🌸 ドライにしても色褪せないため、装飾・工芸茶に利用
🌸 「千日」の名の通り、不朽・変わらぬ愛・長寿を象徴し、結婚式・祝いの場で親しまれてきた花
🌸 アジア・南米などでは薬膳花材として古くから愛用
千日紅の食べられる部位・味・香り
🌸 食べられる部位:花・葉
🌸 味:ほのかな甘みと淡い草花の風味
🌸 香り:ほぼ無香、乾燥するとやや甘い香り
千日紅の食べ方・食卓を彩る活用法
🌸 ハーブティー・工芸茶に
🌸 サラダの彩りに
🌸 ゼリー・ケーキ・和菓子などのデザートの飾りに
🌸 エディブルフラワー氷やフレーバーウォーターに
千日紅の暮らしへの取り入れ方
🌸 ドライフラワーとして長期保存し、インテリアや手作り小物に
🌸 切り花・生け花など、季節の飾りやギフトに添える
🌸 親子で観察・自由研究の題材に
千日紅の保存方法と注意点
🌸 冷蔵保存:湿らせたペーパーに包み密閉容器で冷蔵(3日以内に使用)
🌸 乾燥保存:陰干し後、冷暗所で乾燥剤と共に密閉容器で保存(1〜3年)
🌸 湿気や直射日光を避ける
⚠️ 必ず食用表示のある無農薬のエディブルフラワーを使用すること
⚠️ 初めての方・妊娠中・アレルギー体質の方は慎重に少量からお試しくださ
まとめ
愛らしい丸い姿と色褪せない美しさが魅力の千日紅🌼
我が家の千日紅はたくさん咲いてくれていて、見ているだけで幸せになります。
控えめな甘い香りも、癒してくれます。
飲み物・スイーツの彩りに、そして、薬膳茶としても楽しめるから心強いです。
ぜひ千日紅のある暮らしで、彩りと癒しを長く楽しんでみませんか?