リンゴの木の花

りんごの花(Apple Blossom)❀エディブルフラワー

りんごの果実だけではなく可憐なお花も食べられるりんごの花✿
爽やかな甘い香りと優しい彩りを暮らしに添えて楽しむ、春の恵み🌸

基本情報

🌸 名前:りんご(林檎)
🌸 学名:Malus pumila
🌸 科名・属名:バラ科・リンゴ属
🌸 別名:花りんご
🌸 英名:Apple blossom
🌸 開花時期:4月中旬〜5月
🌸 原産地:中央アジア(コーカサス山脈と中国の天山山脈を含む山岳地帯)

りんごの花の特徴

🌸 花の色:白や淡いピンク
🌸 花の形:5枚の丸い花弁
🌸 花径:2〜4cm前後
🌸 花序:1か所に5個ほどの花がまとまり、中央から咲き始める
🌸 葉の形:楕円形でのこぎりのような細かいギザギザが縁にある
🌸 草丈:樹高は2〜5m以上(木の種類による)
🌸 香り:爽やかでほのかに甘いりんごの香り

りんごの花言葉

🌸 選ばれた恋(Chosen Love)
🌸 優先(Priority)
🌸 好み(Preference)
🌸 選択(Choice)
🌸 名声(Fame)

りんごの花の由来・伝承

🌸 ギリシャ神話の「パリスの審判」で、3人の女神の中で最も美しい女神に黄金のりんごを渡すことにちなんで、「選ばれた恋」「好み」「選択」という花言葉となりました。
🌸 果実よりも咲に美しい花が咲くことから「優先」という花言葉になりました。
🌸 中国語で林檎の「檎」は「家禽」の「禽」で「鳥」という意味で、果実が甘いので林に鳥が沢山集まったことから「林檎」になったという説、中国では「林檎(りんきん、りんき)」と呼ばれ、日本では漢字を音読みして「りんご」になったという説、平安時代に「利宇古宇(りうこう、りうごう)」と呼ばれていたが呼び方が変化したという説があります。

りんごの花

歴史・文化・風景との関わり

🌸 りんごは8000年以上前の遺跡から発見され、ヨーロッパやアジアで重要な果樹として扱われてきました
🌸 日本には、平安時代に中国から酸味の強い「ワリンゴ(和林檎)」が伝わり、明治時代にアメリカから「西洋りんご」の苗を輸入し、現在売られているりんごの栽培が本格化しました。
🌸 イギリスでは「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあり、週間的に栄養価の高いりんごを食べることで病気を予防できるので、病院に行く必要がなくなるという意味です。
🌸 春の風物詩として、花咲くりんご畑は田園風景の象徴となっており、現在の青森などで花の名所もあります。

味と食べられる部位

🌸 食べられる部位:花びら、果実
🌸 味の特徴:爽やかな香りとほのかな甘み

食卓での活用法

🌸 サラダや冷菜などのトッピング
🌸 スイーツや和菓子の飾り
🌸 ハーブティー・フレーバーウォーターに
🌸 砂糖漬け・シロップにしてドリンクに
🌸 はちみつをお料理やデザートや和菓子に
🌸 エディブルフラワー氷に

暮らしへの取り入れ方

🌸 春のインテリアや花瓶に飾って
🌸 花見散歩や摘花イベントもおすすめ

保存方法と注意点

🌸 冷蔵保存:湿らせたキッチンペーパーに包み密閉容器で冷蔵(3日以内推奨)
🌸 乾燥保存:花びらは陰干しで乾燥後、密閉容器で冷暗所保存

⚠️ 注意:必ず食用可能と明記された無農薬の花を使用すること。初めての使用は少量から。アレルギーのある方は注意。

まとめ

甘くておいしいフルーツの代表選手のりんごの果実🍎
ほんのり甘くフルーティーで果実に似た香りを持つ可憐なりんごの花は、春の訪れを知らせてくれます🌷
5つから7つ位の花が集まって咲く中心のりんごの花を1つだけ残して他は摘んでりんごの果実を育てるため、摘んだお花はエディブルフラワーとして楽しめます💖
爽やかな香りと優しいピンクや白の彩りで、料理や暮らしに華やぎを添えてくれます✨
季節限定のりんごの花の恵みをぜひお楽しみください🌸


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