ストック(あらせいとう/紫羅欄花)とは?
ストックとはどんな花なの?
基本情報は?
🌸名前:ストック・紫羅欄花(あらせいとう)/ Stock
🌸種類(科・属):アブラナ科マッティオラ属
🌸開花時期:10月〜5月(晩秋から春にかけて長期間楽しめます)
🌸原産地:マデイラ諸島、カナリア諸島、南ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア
花の特徴は?
🌸花の色:白、ピンク、紫、赤、黄色など鮮やかな色が多彩
🌸花の形:一重咲き、八重咲きがあり、特に八重咲きはボリュームがあり華やか
🌸花の直径:3〜5cm
🌸香り:豊かな甘い香りでクローブの香りに似てるとも言われることがあります。
どんな花言葉があるの?
ストックの花言葉には、ロマンティックな意味が込められています。
🌸永遠の美(Eternal beauty)
🌸愛情の絆(Bond of love)
🌸永遠の恋(Everlasting love)
🌸求愛(Courtship)
花の色別の花言葉は?
🌸赤:私を信じて(Trust me)
🌸白:思いやり(Compassion)
🌸ピンク:ふくよかな愛情(Abundant love)
🌸紫:おおらかな愛情(Generous love)
🌸黄:さびしい恋(Lonely love)
どんな由来があるの?
🌸「ストック(Stock)」という名前は、英語で「茎」や「幹」を意味し、太く丈夫な茎がまっすぐに伸びて花を咲かせることから名付けられました。
🌸和名の「紫羅欄花(アラセイトウ)」は、葉に生える細かい毛がポルトガル製の織物「ラセイタ」に似ていることに由来します。
🌸ストックの花言葉として「永遠の美」がありますが、花持ちが良くて、香りも長く続くのでつけられたという説もあります。
どんな神話・歴史があるの?
🌸古代ギリシャや古代ローマでは薬草として利用されていたと言われています。ヨーロッパでは香りが重宝されてきました。
🌸日本へは江戸時代に伝わり、大正時代末期に千葉県安房地域で日本最初の切り花の生産が始まりました。
食べられるの?
食べられる部位は?
🌸花:エディブルフラワーとして無農薬栽培されたものは食用可。一般的な観賞用の花は農薬が使われている可能性があるため、食用には向きません。
どんな味なの?
🌸花:ほんのりとした甘みがあり、大根やラディッシュのような風味を持ち、香り豊かなため、デザートや飲み物などの飾りとして使われることが多いです。

どんな活用方法があるの?
どんな料理に使えるの?
🌸サラダの彩りに添えて華やかに
🌸ケーキやデザートの飾り付けに
🌸ハーブティーやフラワーティーとして香りと彩りを楽しむ
🌸水やジュースと凍らせてアイスキューブに
花のパワーは?
🌸 穏やかさを保つサポート
甘く豊かな香りは、ストレスや緊張を和らげ、心を落ち着かせる働きが期待されています。気分を落ち着けたい時のサポート役としてもおすすめです。
🌸 清らかさを守るサポート
外的な刺激から身体を守る働きがあるとされ、ウイルスや菌に対するバリアとして役立つことが期待されています。ストックは、古くから健康を支える植物として活用されてきたとされています。
保存方法は?
🌸 乾燥保存:花の水切りをして乾燥させ、密閉容器に入れて冷暗所で保存。
🌸 冷蔵保存:密閉容器に入れ、乾燥剤を加えて冷蔵庫の野菜室で保存。
伝統的な利用方法は?
🌸ストックは、観賞用として楽しまれるだけでなく、その芳香を活かしてポプリやサシェ(香り袋)にも活用されることがあります。
🌸現在もヨーロッパでは結婚式やプロポーズの際の花束として親しまれています。「永遠の美」「愛情の絆」といった花言葉と甘く豊かな香りが、特別な瞬間を彩るのにふさわしいとされています。
楽しむ際の注意点は?
🌸香りが強いため、しばしば虫が花の奥に入り込み、取り出しにくいことがあります。
🌸エディブルフラワー用として販売されているものを使用する事が大切です。
🌸アブラナ科の植物にアレルギーを持つ方は、摂取に注意が必要です。
まとめ
ストックが咲いている所を通り過ぎるだけでも、素敵な香りに癒されて、美しい花に見とれてしまいます。
我が家でも育てて、沢山咲いてくれたストックを何度も美味しく頂きました!
花の色の鮮やかさとストックの香りで、料理やデザートや和菓子がいつもの数倍華やかで美味しく感じました!
子供のお弁当に入れたところ、お友だちや先生にも好評で、綺麗な花が食べれる事に驚いていたそうです。
色や香りを楽しむだけでなく、料理やドリンクの彩り、心の癒しにも役立ちます。
お花のパワーを頂いて、健康に笑顔いっぱいの毎日を過ごしたいですね🌸