スターチスの花々

スターチス(Statice)❀エディブルフラワー

乾燥しても色あせない美しさが魅力のスターチス✿

お料理や毎日の暮らしに華やぎを添える、心に残る彩りの花🌼

基本情報

🌸 名前:スターチス

🌸 学名:Limonium sinuatum

🌸 科名・属名:イソマツ科・イソマツ属

🌸 別名:リモニウム、花浜匙(ハナハマサジ)、チース

🌸 英名:Statice、Limonium、Wavyleaf sea-lavender

🌸 開花時期:5月〜7月

🌸 原産地:地中海沿岸、ヨーロッパ

スターチスの特徴

🌸 花の色:赤・ピンク・白・黄色・紫など多彩

🌸 花の形:1枚の花びらがラッパのように広がり先が5つに裂けている。花びらに見える部分はがくで、その中に小さく白や黄色の花が咲き、紙のような質感

🌸 花径:0.1〜0.5cm前後(小花が複数つく)

🌸 花序:分枝した茎の先に多数の小花が咲く(ふわっと広がる形)

🌸 葉の形:根元にロゼット状に広がるヘラのような形の葉

🌸 草丈:60〜80cmほど(品種により異なる)

🌸 香り:ほんのり甘い香り(品種により、チョコレートの香り)

スターチスの花言葉

🌸 永遠に変わらない・永久不変(Everlasting)

🌸 変わらぬ心(Unchanging Heart)

🌸 途絶えない記憶(Enduring Memory)

🌸 変わらない誓い(Unwavering Vow)

スターチスの由来・伝承など

🌸 学名「Limonium」はギリシャ語で「草原・沼地」を意味し、草原や海岸に自生していたことに由来します。

🌸 和名「花浜匙(ハナハマサジ)」は、浜辺に咲き、花の形がスプーンに似ていることに由来します。

🌸 ギリシャ語の「statizo(止める)」が語源という説もあり、かつては下痢止めの薬草として使われていたとも伝えられます。

🌸 花言葉の「変わらぬ心」「永久不変」は、ドライフラワーに変えても、生花同様に色褪せず変わらない美しさを保つことからきています。

スターチス

スターチスの歴史・文化・風景との関わり

🌸 日本には明治時代に欧米から渡来し、切り花やドライフラワーとして広く親しまれています。

🌸 食用可能でハーブとしても利用されますが、花を食べるよりも、フラワーアレンジメントやドライフラワーとして利用されることが多いです。

🌸 乾燥に強く色あせず形も変わらない特性から、思い出や祈りの象徴としてプレゼントにも選ばれています。

🌸 花の表記に特別な決まりや区分けはなく、旧属名がスターチス( Statice )、現属名がリモニウム( Limonium )ということで、両方の名前で売られていることがありますが、同じ植物を指します。

スターチスの味と食べられる部位

🌸 食べられる部位:花(花とガク)

🌸 味の特徴:味や香りはほとんどありませんが、彩りが美しく料理に映えます

スターチスで食卓を彩る活用法

🌸 サラダ・炒めもの・スープなどのアクセントに

🌸 ゼリー・スイーツ・和菓子の彩りに

🌸 ハーブティー・フレーバーウォーターに

🌸 エディブルフラワー氷やドリンクに

🌸 パーティー料理やお祝いの演出に

スターチスを暮らしに取り入れる楽しみ方

🌸 切り花・ドライフラワー・押し花としてインテリアや手作り小物に

🌸 ガーデニングやベランダを華やかに

🌸 子どもとの観察・自由研究にもおすすめ

スターチスの保存方法と注意点

🌸 冷蔵保存:湿らせたペーパーに包み、密閉容器に入れて冷蔵(約3日以内に使用)

🌸 乾燥保存:日陰で風通しのよい場所に吊るし、完全に乾燥させて密閉保存

⚠️ 注意:観賞用ではなく、「食用・エディブルフラワーとして扱われている無農薬の花」を選びましょう。初めて使う場合は少量から。

まとめ

「永遠に変わらない」という花言葉の通り、乾燥しても色あせない美しさを放つスターチス🌼

生花を切り花やエディブルフラワーとして飾ったり、乾燥させてドライフラワーとして楽しんだり、ハーブティー・料理・スイーツ・和菓子にも使えたり、食卓も庭やベランダでも大活躍💖

可愛らしい小さな花に見えるガクが花の周りに集まって咲いている様子は、仲睦まじい家族を連想させます💐

豊かな彩りで華やかにしてくれるだけでなく、乾燥させて長く使えるので、思い出も彩ってくれるスターチスの魅力をぜひ暮らしの中で楽しんでみてください✨


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