ナスタチウムの花薬膳❀ピリッと爽やかなエディブルフラワーで食卓に彩りを
ナスタチウムとは?
🌸名前:ナスタチウム(Nasturtium)
🌸別名:キンレンカ(金蓮花)、ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)、インディアンクレス、ぺルークレソン(フランス)
🌸科名・属名:ノウゼンハレン科 ノウゼンハレン属
🌸開花時期:4月〜11月
🌸原産地:ペルー・コロンビア・ブラジル
ナスタチウムの特徴は?
🌸花の色:赤、黄、オレンジ、ピンクなど
🌸花の形:5枚の花びらがラッパ状に広がる、一重、八重、万重咲きなど
🌸花のサイズ:花径約3〜5cm
🌸葉:丸くてハスの葉に似た形、葉脈が放射状
🌸香り:スパイシーで爽やかな香り、爽やかな香り、クレソンに似た刺激的な香り
ナスタチウムの花言葉とは?
🌸 勝利(Victory)
🌸 愛国心(Patriotism)
🌸 困難に打ち勝つ(Overcoming difficulties)
🌸 忠誠心(Loyalty)
🌸 恋の炎(Flame of love)
🌸 恋の火(Spark of love)

ナスタチウムの由来とは?
🌸学名の「Tropaeolum」はギリシャ語でトロフィーの意味で、古代ローマの戦勝記念柱(トロパエウム)にちなんでおり、花は兜、葉は盾を連想させるため、勝利のトロフィーに由来しています
🌸花に辛味があることため、ラテン語の「Nasus(鼻)」と「Tortus(ねじる)」からナスタチウムという名前になったといわれています
🌸葉の形が蓮の葉に似ていることと、金色(黄色)の花を咲かせることから、金蓮花(キンレンカ)と呼ばれるようになったといわれています
🌸オランダガラシのことで、味がクレソン「Nasturtium Officinale」に似ているため、クレソンの最初の単語の「Nasturtium(ナスタチウム)」と呼ばれるようになりました
🌸ノウゼンカズラの花に似ており、葉は蓮の葉に似ていることから「ノウゼンハレン」と名づけられました
🌸原産地の人々がクレソンのように葉を食用にしていたため、インディアンのクレソン「インディアンクレス」ともいわれています
ナスタチウムにはどんな歴史・神話があるの?
🌸ナスタチウムの葉は盾、花の形は鎧を連想させるため「勝利」、厳しい環境下でも丈夫にすくすくと育つナスタチウムの強さから「困難に打ち克つ」という花言葉になりました
🌸アンデスの高地では古くから薬用(消毒液・呼吸器の不快緩和など)・食用にされていたと伝えられています
🌸ペルーで発見された種がイギリスへ持ち込まれ、江戸時代の日本に伝わりました
🌸16世紀にヨーロッパへ渡り、観賞用および薬用として親しまれるようになりました
ナスタチウムの食べ方❀エディブルフラワーの花薬膳
食べられる部位は?
🌸花
🌸つぼみ(ピクルスに)
🌸葉(サラダ、サンドイッチ、絞ってハーブティー、など)
🌸果実・若い種(すりおろして薬味に、未熟な種はピクルスに)
ナスタチウムの味は?
🌸ピリッとした辛味
🌸クレソンやワサビに似た味
🌸カラシのようなスパイシーな辛味と酸味

ナスタチウムはどんな料理に使えるの?
🌸サラダ、冷製パスタ、スープのトッピング
🌸和菓子・デザートの彩りや飾り
🌸ピクルス(つぼみや若い種)
🌸サンドイッチのアクセント
🌸肉・魚料理の付け合わせ
🌸ハーブバターやドレッシングに混ぜても美味
ナスタチウムの楽しい活用方法
ナスタチウムの楽しみ方は?
🌸サラダや前菜に彩りを添える
🌸ハーブオイル・ビネガーに漬けて風味づけ
🌸和菓子・ゼリー・ケーキ・クッキーなどのスイーツに
🌸コンパニオンプランツとして(アブラムシ・テントウムシダマシ・カメムシなどの虫よけ)
🌸鉢植え・ハンギングバスケット(つる性タイプ)・花壇に植えて、観賞用としても楽しめます
ナスタチウムの保存方法は?
🌸乾燥保存:乾かしてハーブとして保存
🌸冷蔵保存:湿らせたペーパーに包んで密閉容器で冷蔵(なるべく早めに使用)
ナスタチウムを楽しむ際の注意点は?
🌸農薬不使用のエディブルフラワー・食用を使用
🌸彩りや香りをメインに大量摂取は控える(辛味成分が強いため)
まとめ
赤・オレンジ・黄色などの彩り豊かな花を咲かせるナスタチウム🌼
眺めているだけで元気をくれる、心も明るくなるお花です✨
つぼみ・葉・果実・種子まで食べられる、ありがたいエディブルフラワー💗
鮮やかな色とピリッとしたスパイスのような風味で、サラダや前菜、スイーツのアクセントにもぴったりです🏵️
見た目の美しさと食べられる楽しさが重なって、ちょっと贅沢な気分にさせてくれます💗
ナスタチウムの魅力を通して、心と体に笑顔の花を咲かせましょう🌸

