ヤグルマギク(コーンフラワー)のエディブルフラワーの魅力を暮らしに添えて、毎日に彩りと笑顔を🌼
基本情報
🌸 名前:ヤグルマギク(Cornflower)
🌸 別名:矢車草(現在はあまり使われない)
🌸 科名・属名:キク科・ヤグルマギク属
🌸 開花時期:4月〜6月頃(春から初夏)
🌸 原産地:ヨーロッパ
特徴
🌸 花の色:青、青紫、白、ピンク、黄、赤紫、黒など多彩
🌸 花の形:放射状に広がる八重咲き
🌸 花径:3〜5cm前後
🌸 花序:単頭花
🌸 葉・茎:全体に綿毛が生え、白っぽく見える
🌸 草丈:30〜100cmほど
🌸 香り:ほとんどなし
花言葉
🌸 繊細(Delicacy)
🌸 優雅(Elegance)
🌸 信頼(Trust)
🌸 優美(Gracefulness)
🌸 教育(Education)
🌸 独身生活(Single life)
由来・伝承
🌸 和名は花の形がこいのぼりの先端の「矢車」に似ていること、開花時期がちょうど端午の節句の季節であることも由来という説
🌸 英名「Cornflower」は麦畑に咲くことに由来という説
🌸 学名の「Centaurea」は、ギリシャ神話でケンタウロスがこの花を用いて傷を癒したという伝説に由来するといわれています
🌸 ヤグルマギクの学名「Centaurea cyanus」の「cyanus」は、花を集めていたチアヌスが亡くなり、花の女神フローラが彼を偲んでその花に彼の名が付けられたといわれています

歴史・文化・風景との関わり
🌸 ドイツとエストニアの国花
🌸 ナポレオン戦争中、ドイツ皇妃はヤグルマギクで王子たちに花冠を作って励まし、その一人は後に皇帝になったといわれています
🌸 最高峰の宝石のサファイアの色味を「コーンフラワーブルー」(ヤグルマギクの花の青)と呼ばれてます
🌸 エジプトのツタンカーメン王の棺の上には、ヤグルマギク、蓮、オリーブ等の花輪が飾られていました
🌸 マリー・アントワネットが好んだ花といわれるヤグルマギクは、洋食器の「小花散らし」模様のデザインにも影響を与えたといわれています
🌸 欧米の独身男性が、襟元に花を飾っていたことで、花言葉「独身生活」に
🌸 古くから薬用、食用、染料用、観賞用として親しまれてきた
🌸 詩や歌に登場するヨーロッパの野の花として愛されてきたといわれています
味と食べられる部位
🌸 食べられる部位:花びら
🌸 味の特徴:ほとんど無味無臭でどんな料理にも合わせやすい
食卓を彩るアイデア
🌸 サラダや冷菜のトッピング
🌸 スイーツや和菓子の飾り
🌸 ハーブティー・フレーバーウォーター
🌸 エディブルフラワー氷やカクテルに
🌸 お祝いごとの演出に
暮らしに取り入れる楽しみ方
🌸 押し花・ドライフラワー・写真・インテリアに
🌸 庭・花壇・寄せ植えなどガーデニングに
🌸 子どもとの観察・自由研究にもおすすめ
保存方法と注意点
🌸 冷蔵保存:湿らせたペーパーに包んで密閉容器で冷蔵(3日以内に使用)
🌸 乾燥保存:陰干しして冷暗所で保存可能
⚠️ 食用として販売されているものを使用し、初めては少量からお試しください
⚠️ 菊アレルギーの方はお控えください
まとめ
ヤグルマギクは、可憐な姿と美しい色合いで、料理や暮らしを華やかに彩ってくれるエディブルフラワー🌺
見て・食べて・飾って楽しめる、そんなヤグルマギクの魅力を楽しんでみませんか?