わすれなぐさの花薬膳❀エディブルフラワーで食卓に笑顔の花を咲かせましょう!
わすれなぐさとは?
🌸名前: わすれなぐさ(勿忘草、忘れな草) / Forget-me-not
🌸種類: ムラサキ科ワスレナグサ属
🌸開花時期: 3月~6月(冷涼地では4月~7月)
🌸原産地: ヨーロッパ、アジア
わすれなぐさの特徴は?
🌸花の色: 薄青色、鮮青色、白色、ピンク色など
🌸花の形: 直径6~9mmの5弁花で、花冠の喉に黄色や白の小斑点があります。
🌸サイズ:約: 高さ20~50cm
🌸葉: 細長く平らで、長楕円形または倒披針形。葉から茎まで軟毛に覆われています。
わすれなぐさの花言葉は?
🌸 真実の愛(True love)
🌸誠の愛(Real love)
🌸私を忘れないでください(Forget-me-not)
わすれなぐさの由来は?
わすれなぐさの名前は、中世ドイツの悲恋伝説に由来します。
ドナウ川の岸辺で花を摘もうとした騎士が足を滑らせ、恋人に「僕のことを忘れないで!」(Vergiss-mein-nicht!)と叫びながら命を落としたとされています。
この言葉が花の名前となり、英名の”Forget-me-not”も同様の意味を持ちます。
わすれなぐさにはどんな神話・歴史があるの?
🌸上述のドイツの伝説以外にも、わすれなぐさは友愛や誠実の象徴として親しまれ、アメリカのアラスカ州の州花にも指定されています。
🌸日本には明治時代に園芸用として伝わり、現在では全国で観賞用に栽培されています
🌸ヨーロッパでは、民間薬として、この植物の全草が肺の疾患に用いられるそうです。
わすれなぐさの食べ方❀エディブルフラワーの花薬膳
わすれなぐさの食べられる部位は?
🌸花:食用可(ハーブティー、ナムル・おひたし、料理、和菓子、デザート)
🌸葉:食用可(ナムル、おひたし、てんぷら)
わすれなぐさってどんな味なの?
🌸花:クセがなく、やわらかい味
🌸葉:クセがなく食べやすい

わすれなぐさの花薬膳パワーは?
わすれなぐさには以下のような効果が期待されています。
🌸滋養強壮サポート: 体力や活力を高める効果が期待されています。
🌸眼精疲労の軽減サポート: 目の疲れを和らげる効果があるとされています。
🌸解熱サポート: 熱を下げたり痛みを取る効果が期待されています。
🌸デトックスサポート: 体内の巡りを整える働きが期待されています。
🌸呼吸を快適にするサポート:ヨーロッパの民間療法では、健やかな呼吸の維持に役立つと考えられてきました。呼吸器系の健康維持に役立つハーブとして活用されてきたと言われています。
わすれなぐさの楽しい活用方法❀エディブルフラワーを花薬膳的に
わすれなぐさはどんな料理に使えるの?
🌸ハーブティー
🌸ナムルやおひたし
🌸デザート(ケーキ、和菓子、クッキー)の飾りつけ
わすれなぐさの伝統的な利用方法は?
🌸観賞用として庭や鉢植えで栽培
🌸切り花やアレンジメント
🌸ドライフラワー
🌸ハーブティーやデザートや料理
わすれなぐさの保存方法は?
🌸 乾燥保存:花の水切りをして乾燥させ、密閉容器に入れて冷暗所で保存。
🌸 冷蔵保存:密閉容器に入れ、乾燥剤を加えて冷蔵庫の野菜室で保存。
わすれなぐさを楽しむ際の注意点は?
🌸エディブルフラワー用のわすれなぐさ、食用として流通しているものを利用しましょう。
🌸妊娠中や持病のある方は、使用前に専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
小さな可愛らしいわすれなぐさは、見ているだけで微笑んでしまう魅力を持っています。
食べてしまうのがもったいなくて、ついつい見つめてしまいます。
その美しい花と深い意味を持つ花言葉で多くの人々に愛されています。
観賞用としてだけでなく、加熱して食べたり、デザートやハーブティーとしての利用や、伝統的な薬草としても利用されています。
愛する人や家族と一緒にわすれなぐさを楽しむことで、花言葉の持つ意味をより深く感じられそうですね。
わすれなぐさで、健康と笑顔の花咲くひと時をお過ごしください🌸